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娘に会いたいロンリーファーザーの記録
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彼女の入室中は家裁の喫煙コーナーに行って一服。

彼女が代理人を立てずに来てくれた事は感謝。

思ったより彼女の話し合いの時間が長いので調停委員さんの苦労が窺えるような気がした。

相手方がどんな主張をしてくるのか色々想定しながら心の準備。

申立人待合室に戻って待っていると、調停委員が呼びに来た。

入室するとなんだか調停委員が疲れた表情・・・

俺の主張に対し彼女の言い分やらをリサーチして俺に報告してくれました。

調停委員は勿論彼女を庇いながら話をしてくれている。

やっぱり良い調停委員だ。

庇いながらなのではっきり言わないが、娘を俺に会わせたくないのだろうなという彼女の気持ちは調停委員の顔や話し方から容易に想像がついた。庇うというところが彼らの苦労を物語っていました。

彼女を庇う=俺へは柔らかく言うという事。彼女の姿勢が見え隠れします。

ただ、お姉ちゃんの精神状態が心配だから妹ちゃんだけとなら面接OKとの話を頂いた。

時間はどうするか話し合う。

元妻の気持ちも考えて一時間程度でとお願いする。

食事か、おやつがてらという事になった。

8ヶ月で45分足らずだったのが1回で1時間・・・

凄く多く感じるが、全然そんな事はない。少ないのです。

お試しでやってみましょうって事でしたので1時間なら一歩前進です。

課外での試行面接ですね。

それでも、一緒に食べられるのかと思い嬉しさがこみ上げる。

最後に娘と食べたご飯は2007年の5月頃だったかな。

手作りコロッケ。

元妻と娘達が作ってくれたまあるいコロッケ。

手作りコロッケが余り好きじゃなかった俺だけど、過去の人生で一番美味しかったコロッケ。遠慮しながら娘と3人で食べさせてもらいました。(涙ぐんだ)

それ以来、手作りコロッケは2度と食べていません。

調停委員さんは妹ちゃんだけと接見した昨年の事の話を持ち出して、もう30分で代理人さんが止めに来ることはありませんよって・・・

俺が答える。

代理人は3回ともずっと同席でしたよ・・・

調停委員たちは信じられないと言う顔で固まった(爆)

俺がどれだけ我慢して耐えてきたか、紳士的に振舞ったかわかって下さいました。

気を利かせてくれて、少しの時間でも席をはずしていただけるように、お願いしてみますって言ってくれました。

有難かったですが、子供と俺だけにするのは彼女にとってまずい事が多いのですよって話すと、頷いていました。

調停というのはこの話は相手方を刺激するからしないで欲しいと言えばそれを守ってくれます。

ここまでに至った過程の中のキーとなる事は話してあってもストップをかけておくのです。

勿論、彼女の方にもそういう話はあるでしょう。

お互いに誠意がなければそれを持ち出すしかなくなり、泥仕合になります。

大人同士、悔しくても心にしまっておく事は必要だと思っています。

接見が常識的に、調停通り続くのであれば娘が何を言おうがクレームはつけませんし、娘への誘導尋問はしませんって何度も相手方には伝えてあると調停委員に言っておきました。

離婚調停の時にも必死に耐えて言わないでおいた話などを伝えて、相手方にその事で攻撃せずに我慢をしているのは娘や彼女の為だし、それを持ち出して攻撃をしたくない旨、伝えました。

それを聞いた彼らは深く頷き、正常な面接の実現へ協力してくれる雰囲気が漂いました。

調停中に相手方の言い分が酷ければそれを言ってくださいとお願いをしてあります。

俺の話が上手いのではなくて、真実を整然と話し、エピソードを付け加え、相手方を思いやった発言をした上で調停委員は納得してくれるのです。思いやる事については、離婚調停でも持ち出さなかった話を我慢している事で心底そう思っている事を信じてくれました。



ここで、話が纏まり、また彼女の出番です。


今夜はここまで。
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